「たった一つの抱擁」レヴュー 1

ブログで知り合ったセネカさんという方(男性)が、私の本「たった一つの抱擁」を読んで、感想を書いてくださいました。


               **************

読み終わってしばらく「……。」

一気に読んでしまったせいだろうか、綾子さんの思いが、それは圧倒されるほどおびただしい量の思い、それが私の内部に哀しみとして、澱のように残っている。
漠とした思いではあるが、同じではないにしても、夫の立場、思いとしてこのようであったことがあるように思う。
わずかな気持ちのズレ、自分の側にたってのみの思いにとらわれ、もはやそれは避けられず静かで冷たい戦争をはじめてしまう。

一番身近な男と女がお互いの存在を痛いほど切に求めていてなお、夫と妻の思いにこれほどの遠い距離があることを、綾子さんの「一生懸命な悪戦苦闘」によって気づかされました。

最後に、この言葉を読み救われた気がする。

「でも、奇跡は起こらないとは限らないわ。そして、それは神様のおかげなんかじゃない。奇跡を起こすのは、いつでも私たち自身の勇気と思いの強さよ。」


この小説とても重たかったです。
「お気軽に読んでいただけるだけで嬉しいです」とおっしゃっていましたが、とてもとても。
でも、読んで良かったと思います。

               **************


というお言葉をいただきました。「読んでよかった」と言われることは著者冥利に尽きます。
今、出版してよかったと、しみじみ思えます。

どんな感想を持っていただいてもいいのです。読んでいただけて、その方の心に何らかの波紋を広げることができれば、それが著者としての私の幸せのすべてです。 
セネカさんに心から感謝いたします。 ありがとうございました。

*初めてこのブログにお越しの方は、「たった一つの抱擁」の記事をご覧になってからお帰りください。

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プロフィール

hinoharuko

Author:hinoharuko
銀河の旅人セイラです。私の見た地球人の姿と、それを描いた小説をめぐって、気ままなお話をしていきます。
私の本のご紹介・・・① 「たった一つの抱擁」(文藝書房)…この星の男女(夫婦)の不可解な生態を描き出した作品。 ② 「沙羅と明日香の夏」(リトル・ガリヴァー社)…神秘の奥三河を舞台にした、二人の少女のひと夏の経験。生きることの深奥を見つめた青春小説。(東愛知新聞社主催「ちぎり文学奨励賞」受賞)

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